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Posted by 滋賀咲くブログ at

2007年09月02日

「かぎて屋」 第二期スタート

8月末で初年度の決算を終えて、昨日から第二期がスタートしました。
よ~し、キバるぞ。

目標は第一期の売り上げの2倍を2007年度中にあげる。

会社の期の分け方は9月~12月末までの4ヶ月間を上期として設定。
残りの1月~8月末までの8ヶ月間を中下期として設定。

基本は上期中に目標を達成する事。

中下期で上期に達成できなかった事を補う。

この設定で行くと、ちょうど上期の〆と西暦の〆が重なるので、一石二鳥で1月からの目標が立てられるはず。しかも9月からの4ヶ月間で稼いでおけば、一月から比較的楽に予定を組めると思う。
毎年1月が個人目標の始まりの月なので、会社と重ねて一年間の決意を決める。


昨年度の反省:

●8月は暑くて仕事がはかどらない。 (オフィスはエアコン禁止のため)
夏に入る前には仕事が終わっていないと、進みが遅くなると言う事を頭に入れておく。

●人財をうまく使いきれなかった事。
部分縫いなど、自分よりも早くて綺麗にこなせる縫い子さんを常時囲っておき、各工程の値段設定通りで任せる事。
その際、適切な指示を出して、誤解のないように説明する事。

●お金をうまく使いきれていなかった時があった。
人件費をケチって自分が働いている時が多かったが、本来その時間を使って他にやるべき経営者としての仕事が山ほどあった。
削れる交際費、交通費が多かった。

☆お陰で銀行からの借り入れゼロで回せているので、この部分だけは譲ってはいけない。

●仕事中は社員、仕事外は家族というメリハリをもっとつけないといけない。
仕事中は双方敬語で話す事を心がける。

●呉服店の売り上げだけに頼らない。 着物販売、アパレル製造だけで起動に載せるのは時間がかかるのを認知する。

かぎて屋は定款のとおり、通訳業務、翻訳業務、観光事業、飲食業務、その他サービス業務ができるので、大いに活用する。

●ホームページにもっと着物情報を満載する。
着物をリフォームする際の疑問が全て解決できるサイトにする。

●忙しい時など、本来注文を受けれない状況下で受注してしまわないこと。
出来ない時、事は受けない。

●値段があいまいな商品があった。 
人件費、労働コストを考えると明らかに赤字のまま販売しているときがあった。

●着物に対する知識不足が目立った。
勉強する。 わからない事はすぐ調べられるような環境にしておく。

●着付け班をもっと身近においておく。 
自分も含めて今年中に全社員&バイトさんは最低限ディスプレイ用のボディーに着付けが出来るように教育。

●ドレスなど、大きな仕事が入ると1~2ヶ月間他の仕事の手が止まる事をきちんと計算しておく。
精神的に重たい仕事は安請け合いしない。

●地元の呉服店との横繋がりを強化する。
どん底の業界なのだからこそ、ライバルを作らず協力者を集める。


■前年度に引き続き、今年度も心がける事:

売らない営業を通す。
お客さんが興味を持って、自ら「欲しい」と言われるまでこちらからは勧めない。
呉服屋=押し売り、強引な販売というイメージを絶対に家の呉服店につけない。
お客さんが意見を求めてこられたら、素直にその方に一番似合うものを伝える。
「入ったから何か買わないと悪い」という同情買いをお客様にさせない。
何も買わない人を心地よく送り出す。

三方よしの精神を守る。

売り手よし。
買い手よし。
世間よし。

すなわち売り手が損を切って売る事も、いけない行為である。




以上:これらの事が全て守られているか毎週チェックする事。









  


Posted by 着物リフォームの里内呉服店 at 13:33マネージメント ノート