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Posted by 滋賀咲くブログ at

2018年05月15日

保育園の持ち物

最近、子供の保育園の帽子にワッペンを付けたり、コップ入れを作ったりしてミシンの席に戻る事も増えてきました。またちっちゃな物を作っていけたらと思いますが、コスト面では海外生産には勝てないという問題が無いわけではないんです。

  


Posted by 着物リフォームの里内呉服店 at 21:20着物リフォーム/リメイク

2009年09月02日

着物シャツの前たて


シャツの前たて部分を、パターンに入れ込み、二つ折りしてボタンホールでとめる方法と、
前たては別パターンで取る方法がありますが、
着物の場合は巾に制限があるので、
Mサイズ位までならなんとかパターンに入れ込む事ができますが、Lサイズではかなりキツイです。


前たての無いバージョンは、見た目にもシンプルで、しっとり感があると思います。


前たての有るバージョンは、見た目に重く、しっかり感があると思います。
前たて部分だけ別布などを持ってきてのアレンジ等も可能だと思います。

着物の巾:







解いて洗った着物は、素材によって伸縮率が違うので、最終の巾もまちまちです。













反物の巾も、平均して33~37cmの間で、メーカーによって微妙な差があります。
着物関係の人達が良く使う単位の尺法では、1メートルの33分の10が一尺となりますので、だいたいそんなところかと思います。

  


Posted by 着物リフォームの里内呉服店 at 23:26Comments(0)着物リフォーム/リメイク

2009年08月05日

残布パッチワーク・モザイク調



着物をリメイク・リフォームした後に残る端切れ(残布)は、

正方形に揃え切り、繋ぎ合わせる事で、再度大きな布になり、原材料へと復活します。


つなぎ合わせる時の注意点は、出来れば同じ種類の生地どうし(絹、ウール、etc..)で組み合わせて行く方が、縫製も楽ですし、出来上がってからの洗濯の仕方も統一されます。

生地によって伸縮率が違うので、同じ寸法の正方形に揃えていても、縫製時にずれ込む事があります。
接点を意識して、一枚分の伸びは、一枚分内でカバーしながら縫い繋げていくと良いと思われます。

後、布の縦横は統一しておいた方が縫いやすいとも思われます。
  


Posted by 着物リフォームの里内呉服店 at 13:52Comments(0)着物リフォーム/リメイク

2009年08月04日

絵羽合わせ。





訪問着や、付け下げ訪問着、 付け下げなどの場合は、
反物の時から、着用時に模様がすべて上を向くように描いてあります。


最近の付け下げには、訪問着のような絵羽模様タイプなども良く見られます。


絵羽模様は裁ち目部分で模様がつながる様に絵が描かれていますので、
解けば、また絵がつながる様に縫製しないと、絵羽を無駄にしてしまいかねません。

絵羽を綺麗に戻すには、躾もしくはピン打ちで絵を合わせ、ミシン時に様子を伺いながら丁寧にペダルを踏むのが良いと思われます。


  


Posted by 着物リフォームの里内呉服店 at 22:40Comments(0)着物リフォーム/リメイク

2009年05月09日

着物リフォームのオオマカな流れ


着物は基本着れるだけ着ましょう。


まず、虫食いやシミを避けて、型紙をおきます。


ローラーカッター、裁ちバサミ 等で裁断します。


ダーツに切り込みと一点躾、 各箇所にノッチを付けます。


縫製すれば、またシャツとして復活です。




亀甲の中に、毘沙門亀甲や篭目といった模様の入った柄の着物でした。
 
材料提供: 里内呉服店
  


Posted by 着物リフォームの里内呉服店 at 18:53Comments(0)着物リフォーム/リメイク

2009年03月27日

横縞系の柄合わせ。 



横縞系の着物柄は、背中心や前中心でわざと互い違いに合わせる方が、見た目にしっくりくる。
  


Posted by 着物リフォームの里内呉服店 at 19:02Comments(0)着物リフォーム/リメイク

2009年03月25日

シャツ・接ぎ目


着物・反物の巾でシャツなどを作ると、生地の巾上、背中心と腕の後ろ側に接ぎ目が入る。


接ぎ目は柄合わせに注意する。


なるべくなら着物の耳を利用する方が、ロックの手間が省けて、綺麗に仕上がる。
  


Posted by 着物リフォームの里内呉服店 at 17:37Comments(0)着物リフォーム/リメイク

2009年02月02日

雨コートを解いた時の生地の容量




着物を解くときは、和バサミか リッパーか 目打ちがやりやすいと思います。

解けた着物にパターンを置いて、裁断して縫います。 
限られた巾の中の世界ですので、広幅系とは根本的なデザインが違ってきます。

  


Posted by 着物リフォームの里内呉服店 at 13:35Comments(0)着物リフォーム/リメイク

2008年09月17日

浴衣の帯を 五角星形 にしまうやり方。





ぐるぐる巻いていくだけです。







日本人はとかく シンプルに、そして綺麗に ’シマウ’ のが得意。

折り紙、布団、風呂敷、着物などの ’タタム’ 文化もそこから来たのでしょうね=。
  


Posted by 着物リフォームの里内呉服店 at 17:01着物リフォーム/リメイク

2007年10月03日

パターン内に収まらないとき。

洗い張りされた黒絵羽の着物。







柄の配置を決め、躾をします。




パターン内に収まらない時は、ハサミを入れない方が良いですね。


  


Posted by 着物リフォームの里内呉服店 at 09:41着物リフォーム/リメイク

2007年10月02日

色落ちチェック、アイロンチェック。

この反物から



この型を作ってみましょう。



綺麗な絞りですが、いかにも色落ちしそうな予感がします。



実際、5cm×5cm ほど切り取ってみて、15分ほど手洗いしてみると、

一度の洗濯でこれだけ色落ちしました。

洗濯前:

洗濯後:


しかし、洗濯前も後も、白い淵の部分の微かなニジミに関しては変わりありませんでした。
心配していたのは、ニジミが広がって、白い部分がダメになってしまう事です。


次の心配はアイロンです。
綺麗な絞りの凹凸を大事にしないと折角の絞り模様を台無しにしてしまいます。

アイロン前:


アイロン後:(わざと必要以上にアイロンを掛けてみました。)


このようにペッタンコにしてしまうと、絞り模様としての価値が下がってしまいます。


■この生地は手洗いをし、洗濯後は形を整えて乾し、アイロン作業では押さえないようにするのが良いでしょう。


柄を配置し、パターンを置いてみます。



決まれば裁断します。





ミシンを踏む時は「落ち込んでいる時」や、「気分が乗らない時」はダメです。
好きな音楽なんかを聴きながら、いい気分で縫い上げます。
不思議な事に心は手を伝わって、形に表れてきます。

これはフランスのクチュリエの先生や、神戸のクチュリエの先生から教わった事ですが、大事な心構えです。






ハギレが出たら、プラスアルファで小物などを製作したり、 次の試し縫い用に置いておいたり、ハギレとして販売したり、パッチワークをされている方に提供したり、 BBQの火を起こす燃料にしたりです。



お腹いっぱい食べたら、またそのエネルギーを使って次の製作に入りましょう。
そんなこんなで一つのサイクルが成り立ちますネ。



  
タグ :事例集


Posted by 着物リフォームの里内呉服店 at 01:06着物リフォーム/リメイク

2007年09月27日

2008年春モデル・ワンピースから学ぶ。

事例集: 

その①
前開き部分の膨らみがエンズイ。








■この問題に対して、首側の肩線のみを入れ込む事で処理した場合:





入れ込んだ分、肩の傾斜が上がり、いかり肩使用になってしまう。(左肩参照)





■問題に対して、前中心を2cmずつ削って対処した場合:











肩のずれは無く、首繰りもしっかり収まっているように見えるが、
当初よりも首周りが狭くなっているので、着苦しさを感じる可能性がある。

苦しくなければそれで良いが、
問題は、当初の首繰りより狭くなっているという事が計画通りでないという事。



■この問題に対して、製図の首繰りを前中心で2cm下げて、
首線を下げる事によって増えた円周分を、前中心を削る事で対処した場合:





首繰りには当初の計画通りのゆとりを残し、

かつ肩線にも負担をかけず、






お客様に快適さを提供できる。




提供:里内呉服店 / 株式会社かぎて屋


注意:この記事 / 画像は無断での複写、引用を禁止させていただきます。
ご理解のほど、よろしくお願いします。
  


Posted by 着物リフォームの里内呉服店 at 00:46着物リフォーム/リメイク