2007年10月03日

パターン内に収まらないとき。

洗い張りされた黒絵羽の着物。







柄の配置を決め、躾をします。




パターン内に収まらない時は、ハサミを入れない方が良いですね。


  

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2007年10月02日

色落ちチェック、アイロンチェック。

この反物から



この型を作ってみましょう。



綺麗な絞りですが、いかにも色落ちしそうな予感がします。



実際、5cm×5cm ほど切り取ってみて、15分ほど手洗いしてみると、

一度の洗濯でこれだけ色落ちしました。

洗濯前:

洗濯後:


しかし、洗濯前も後も、白い淵の部分の微かなニジミに関しては変わりありませんでした。
心配していたのは、ニジミが広がって、白い部分がダメになってしまう事です。


次の心配はアイロンです。
綺麗な絞りの凹凸を大事にしないと折角の絞り模様を台無しにしてしまいます。

アイロン前:


アイロン後:(わざと必要以上にアイロンを掛けてみました。)


このようにペッタンコにしてしまうと、絞り模様としての価値が下がってしまいます。


■この生地は手洗いをし、洗濯後は形を整えて乾し、アイロン作業では押さえないようにするのが良いでしょう。


柄を配置し、パターンを置いてみます。



決まれば裁断します。





ミシンを踏む時は「落ち込んでいる時」や、「気分が乗らない時」はダメです。
好きな音楽なんかを聴きながら、いい気分で縫い上げます。
不思議な事に心は手を伝わって、形に表れてきます。

これはフランスのクチュリエの先生や、神戸のクチュリエの先生から教わった事ですが、大事な心構えです。






ハギレが出たら、プラスアルファで小物などを製作したり、 次の試し縫い用に置いておいたり、ハギレとして販売したり、パッチワークをされている方に提供したり、 BBQの火を起こす燃料にしたりです。



お腹いっぱい食べたら、またそのエネルギーを使って次の製作に入りましょう。
そんなこんなで一つのサイクルが成り立ちますネ。



  
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2007年09月27日

2008年春モデル・ワンピースから学ぶ。

事例集: 

その①
前開き部分の膨らみがエンズイ。








■この問題に対して、首側の肩線のみを入れ込む事で処理した場合:





入れ込んだ分、肩の傾斜が上がり、いかり肩使用になってしまう。(左肩参照)





■問題に対して、前中心を2cmずつ削って対処した場合:











肩のずれは無く、首繰りもしっかり収まっているように見えるが、
当初よりも首周りが狭くなっているので、着苦しさを感じる可能性がある。

苦しくなければそれで良いが、
問題は、当初の首繰りより狭くなっているという事が計画通りでないという事。



■この問題に対して、製図の首繰りを前中心で2cm下げて、
首線を下げる事によって増えた円周分を、前中心を削る事で対処した場合:





首繰りには当初の計画通りのゆとりを残し、

かつ肩線にも負担をかけず、






お客様に快適さを提供できる。




提供:里内呉服店 / 株式会社かぎて屋


注意:この記事 / 画像は無断での複写、引用を禁止させていただきます。
ご理解のほど、よろしくお願いします。
  

Posted by 着物リフォーマー at 00:46Comments(0)TrackBack(0)事例集